StarFireDollはキャストドールのヘッド及びメイクサービスを提供するブランドとして、立ち上がりから1年半を迎えました。キラキラの光、水晶のある森、美しい妖精さんや謎な生物など、子供の頃からファンタジーの世界に憧れているというStarFireDollの人気デザイナー・猩猩燎氏。巧みの手により、どんな世界が造られていくのか、一緒に見てみましょう!
Ding(「釘」の中国語の読み)
多くのBJD作家さんが魚類をインスピレーションし、素敵な海洋生物拟人ドールを作り上げてました。それらを見た猩猩燎氏は、ほかの海洋生物を擬人化するとどうなるのか、を考え始めました。
その時、ユニコーンの角のようなものを持つ生物、つまり釘螺(ミゾヒダニナ属、細長い巻貝の一種)が頭に浮かび、そしてDingを制作する際には、釘螺の殻を角という形で表現し、海の精霊を創り出しました。顔の筋肉や皮膚の瑞々しさを表現するよう気をつけながら造形を行い、とくに目とその回りの造形表現に注意を払いました。軽やかな骨格構造と憐れみの表情には、特にこだわりがあります。
Dingのデフォルトメイクは性格をより引き立てるように、清澄で透明感のあるデザインになっております。「少し酔っているようで言葉が零れる姿」を表現したいと猩猩燎氏は語りました。
顔全体はパールが吹いており、海の波が皮膚を撫で、真珠のような輝きを頬に残すイメージからのデザインだそうです。
DingヘッドはLaPeonierオンラインショップにて予約販売しております~
↑Dingヘッドの造形
竜胆(りんどう)
秋の朝、高原に広がる青紫色の絨毯のような竜胆の花畑。微風が吹き抜けるたびに、小さく可憐な花々は優雅に揺れ動き、惹かれる竜胆の精霊が隙間から少し覗けました。
竜胆の花は「悲しんでいるあなたを愛する」という花言葉あります。高原に生える竜胆は、口に入れると苦い味がします。鮮やかな花を咲かせますが、誰かに見せる訳でもなく、高貴で、そして清らかな姿を示しています。そんな竜胆の精霊を、少し憐れみの目を持つ少女の姿で表現しています。
竜胆ヘッドはLaPeonierオンラインショップにて予約販売しております~
↑竜胆ヘッドの造形
JuneWoo「甲汚」
「甲汚」という漢字の中国語の名前をもつ彼なんですが、その素性はカブトムシでした。
カブトムシは果物の花の蜜と小さな昆虫の腐肉を食べる肉食の昆虫です。
猩猩燎氏は、装甲に覆われた硬い姿で「蜜をなめる」ことに魅力を感じ、泥から生み出し、密林に過ごす一本角を持つ少年のイメージが頭に浮かびました。クールでストイックでありながらも色気のある昆虫類美少年を制作するになりました。
目元のスモーキーメイクと、書き込まれてより立体的に見える唇メイク、生々しくテカる口パーツのメイクに通じ、上品で、妖しく、少し残虐的な闘士を表現しています。
JuneWooヘッドはLaPeonierオンラインショップにて予約販売しております~
↑JuneWooヘッドの造形
↑JuneWoo角、ヘッド裏のディテール
3Dモデリングやデジタル彫刻が主流の今、猩猩燎氏は手で彫刻することをあきらめなかった理由は、手の温もりにより生まれた「命」をもっと直観的にヘッドのディテールや全体像を見ることができるからです。猩猩燎氏はこの温かみのある彫刻方法に対して、置き換えができない特別な感情を持っています。
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